印度人離(ひとり)旅11
泊めていただいたRさんの親戚の家
どこの家でも沢山の神様の絵が飾られている
二軒に分かれ宿泊
魔女が泊まった部屋からは向こうに学校(真ん中)が小さく見える
この素敵なバストイレつきの部屋はS子ちゃんのために空けてもらったけど
ひとりが怖いということで魔女がひとりでゆっくりさせてもらいました
でもでも夜中にガタンと音がした時は
そうかここは人食い虎が出る場所なんだ
エライところで泊まっているもんだ
などと思いつつもすぐに爆睡
翌朝は4時ころ?
ばさばさと外を掃除する音で目覚める
インドの朝は早い
朝食をいただいていよいよ開校式
ここが学校への入口 丘の上が学校
看板を置きテープカット
校長先生のお話しはちょっと長く
子供たちもそわそわ
この女神さまサラスワティー
日本に伝わって弁財天となる
学問の神ということでその神様に祈りをささげる
インドに来る前に
流れ星さんからドネーションを預かってきた
どこかの寺院に上げてきてほしいといわれた時
「どこでもいい?」「ホントにどこでもいいの?」と
何度も確かめた時お任せと言われていたので
魔女の分を含めここに上げさせてもらうことに
流れ星さんはただ今勉強中
もうここ以外は考えられません
きっとご利益があるはず
儀式が済んでRさんのお話し
ヒンドゥー語で何を話しているのかわからないけど
ちょっとウルウルしてきた瞬間に
Rさんが感極まり声が詰まってしまった
子供のころ学校が遠く大変だった想い
デリーに出て成功するまでの苦労が一瞬で分かった気がした
Rさんは泣いていた
魔女も泣いた
Rさんはデリーで鞄屋さんで成功をしている心やさしいマヌさんに
学校を見せたかったと言っていたが
魔女にも見せたかったのだと思う
学校は造るより維持していくことが大変なのだ
日本を出る時何かのために
100枚つづりのお絵かき帳、クレヨン3セットを持ってきていた
それを子供たちに渡すと
マヌさんは
「アナタ ココロヒロイデス。ヤサシイ、ワタシトオナジココロ」と言って
どうしてお絵かき帳を持ってきたのか何度も聞いてきた
インスピレーション
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