奇跡の脳

北の魔女

2012年08月08日 07:28

おススメしたい本はたくさんあれど
中々本を紹介するのは難しい

その中で今日はあえてこちらをおススメしようと思います

ハードカバーは友人へのプレゼントに
自分用にはバイブルにすべく文庫を購入


この本の原題は
「My Stroke of Insight」
stroke(脳卒中)と
stroke of~(一撃で生じた)の掛け詞だそうだ

insight(洞察)は
新たな発見、ひらめき、見抜く力

脳科学者の作者が
脳卒中になることによって劇的にあることに気付いた脳の物語

いつも色々な本を紹介してくださる
igotenさんに特に読んでいただきたい一冊

そしてまた
脳卒中を患われ回復を望む方
そのご家族
病院や施設関係の方々
さらに
スピリチュアルなことを知りたい方
平和な心で日々すごしたいと感じている方に特におススメしたい本です

最初は読みにくいかも知れませんが
途中から展開が変わります
読み始めてすぐに読めなくても
いつか読める時期が来ると思います



神経解剖学者のジル・ボルト・テイラー博士
37歳のとき脳卒中で倒れる最中に左右の脳のそれぞれのはたらきを体験

努力して回復していく過程
脳卒中が脳について教えてくれたことが明確に書かれています


脳卒中により、わたしは内なる自分を発見しました。
ほんの少し、考え方や感じ方を変えるだけで、
深い心の安らぎが得られることに気付いたのです。
(文中抜粋)


脳のそれぞれの機能の一つとして
自己を認識する左脳
あらゆるものと自分はひとつと感じる右脳

時に左脳のおしゃべりを止め(エゴを消し)
右脳の働きに身をゆだねるには瞑想がいいのかもしれない

そして右脳マインドを働かせることで
世界が平和になると作者は訴えている

我を消すことの難しさは時々ブログの記事にもしてきたが
今後のテーマとしてこの本を読んであらためて思った

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