母乳信仰

北の魔女

2010年06月20日 08:05

魔女が関西で出産した時
2日違いで男の子を産んだお母さんは
母乳がほとんど出なかった

ご主人(お婿さん)が長野市出身
そのお父さんの実家は魔女の実家のとなり村で
何かご縁を感じていてくださったようだ

彼女は母乳が絶対だと思っていた

だから本当に遠慮しながら
もし余っていたら
おっぱいを分けてほしいと言ってきた

幸い子供が溺れそうなくらい
あふれていたので
絞っては分けてあげていた

スーパーを経営されていたその方は
その都度沢山のお肉や野菜を運んできてくれた

一年たたないうちに彼女は
第二子を出産した

今度はもっと遠慮がちに
どうしても
一口でも母乳を飲ませたいと言ってきた

もう栄養も免疫力もないかもしれませんよ
といっても
一滴でも飲ませて
免疫力をつけたいとのことで
わずかばかり絞ったものを時々取りに来ていた

その当時母乳信仰が強かったのか
彼女が特別だったのか



出産後かなりデリケートになっていた姪は

赤ちゃんがすくすくと育っているにも関わらず

哺乳瓶の方が簡単に飲めるから
おっぱい飲まなくなったらどうしようなどとメソメソしていた

多くの赤ちゃんは哺乳瓶の方を嫌がるから

しかもそうなったら人に預けて出かけられるし

ミルクだからって
愛情が足りないなんてことありませんから

家もお嫁さんは3カ月授乳に苦労して
親子でほとほと疲れ果てていたので
ミルクに切り替えることを勧めて楽になったことを伝えた


赤ちゃんから離れる時間を作ってあげるべく
お参りすると母乳がよく出るようになると言われている

神戸(ごうど)の大イチョウへ先日参拝に行ってきた成果か

はたまた
フェンネルとレモングラスの精油を調合したオイルで
肩からデコルテをマッサージしてあげたせいか

この頃母乳の出が良くなってきたらしい

ミルクに切り替えてもいいんだという
心の余裕もかなり影響があるのかもしれない

これから先も

食べたの食べないの
足が遅い
中々しゃべらない
歯がまだ生えないだのと

日々悩みながらお母さんになっていくんだろな


本当の悩みは10年先なんだけど

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