子供の力

北の魔女

2009年11月28日 08:05



昨年に引き続きK小学校でヨガクラブの講師をボランティアで引き受けてきた。

今年はクラブ員わずか三人だがみんなとっても素直。
ただちょっと引っ込み思案で、声も小さいのが気になる。
来週のクラブ発表会が嫌だ、恥ずかしいと口をそろえる。

今日が最終回。
どうやったらこの子達に自信をつけてもらえるんだろか
などと考えながら、リハーサルを兼ねて練習に入る。

それぞれ好きなポーズを一つづつやってもらうと上手に出来ている。

「そうそう、自分を信じる力が自信だよ」

「いい?本番では自分は絶対大丈夫、と何度も心の中で唱えてからやってみて」

「いいね、いいね~ その調子」

「人にものを伝える時は、お腹に力を入れて大きな声ではっきりとね」

どんなことを伝え、どう進めていくかアイディアを出し合い
分担を決めていく。

そして通しでリハーサルをしてみると

なんと一番心配していた4年生の男の子T君が堂々としていて
とてもはっきりした声でしゃべっている
顔つきまで変わり目もきらきらしている。
これには顧問の先生もおどろかれていた。
連続した12のポーズから成る太陽礼拝(スーリヤナマスカーラ)が完成したことも自信につながったようだ

人間自信がつくと

一瞬でこうまでかわるものなのだ
子供達に教えてもらう。

わが子を育てる時は無我夢中で、わけも分からずやってきたけれど
こんな風に褒めて育てればもう少し何とかなっていたのかもね。


やる気と自信さえあれば何でも出来ると魔女は思っている。

子供には無限の才能があるって言われるけど
みんな昔は子供だったのに
いつから自分はダメだ、できないって思い込んでしまうんだろか?

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