自慢の叔母
ちょっと酒粕を入れすぎましたが
今年初めての野沢菜油いため酒粕入り。
これは叔母から教わったもの。
というよりよく作ってもらったので見よう見まね。
叔母のはもっと油たっぷりでおいしかったなあ。
高校時代と
数年のブランク後の日祭日と盆正月
通算20年以上
叔母のみやげ物屋でアルバイトさせてもらっていた。
今の魔女があるのは叔母のお陰。
魔女が生まれる前から随分助けてもらったと
母はいつも妹に感謝している。
叔父と二人で築き上げたものは
金銭ばかりではない。
阪神大震災の時など
ごひいきいただいているお客様方に
お見舞いを送っていたようだ。
何年もたってお客様がお礼に見えたりする。
そんなだからお店も繁盛していた。
母もそうだが
昔はお給料をもらうと
わずかな生活費何十円を手元に残し
後はすべて実家に仕送りをしていた。
その習慣は年を取っても変わらない。
兄弟(8人)、親戚に(もちろん他人にも)
あたりまえのことをしているだけという。
どれだけ多くの金品を周りの人に与え続けてきたのだろうか。
叔父亡き後は財産を全部分けた。
本当によく働き指も曲がり
膝も杖無しでは歩けないほど曲がっている。
引退した今はデイサービスの集団生活を楽しみ
ありがたい
ありがたいといっている。
買い物をして店を出ると美しい虹が
先日は叔母の誕生日。
母を誘い叔母を訪ねた。
お茶を飲みながら
マッサージをさせてもらう。
もったいない
もったいないと魔女に言う。
母と魔女にお小遣いを・・・
とてもいただけません
前回はじめて叔母にお年玉を上げたけど
叔母も用意していた。
わずかなお小遣いと年金すら
皆にわけ与えようとする姿に
いつも頭が下がる。
叔母は惜しみなく与えることと手放すことを
身をもって教えてくれた。
手放すことは怖いことでもある。
それを難なくしている
あなたは魔女の自慢です。
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