信じられない話

北の魔女

2009年08月07日 08:05

                
10年程前、もろもろのお試しをクリアして、合格をもらえたようにネパールに行けたときの話です。

カトマンドゥにあるヨガの道場に時々勉強に行っています。先生の奥様スジャータはとても信心深い方です。

その日、私たちはなぜか急激に親しくなりました。彼女のあやしい英語と、私の拙い英語でことばを超えた理解ができたのです。

うれしくなった彼女は突然 「グル(導師)に会いに行く」と私をオートバイの背に乗せました。街中を過ぎ、初めて見る竹やぶを越え、異国で事故にあったらどうしよう・・・などと考えつつ、小さな家に連れていかれました。

そこに白いドーティをまとった白いひげのグルと呼ばれているおじいさんがいたのです。私を見ると本当に嬉しそうに、人のよさそうな顔をくしゃくしゃにして大きな声でわらいました。

スジャータいわく

「あなたはとても運がいい。一回でグルに逢えるなんて。今日グルはあなたに会えたこと、本当に喜んでいるのよ!グルはねー、5才の時、神に森に連れて行かれ、7年間神と暮らし修行したのよ。その時大きな力をもらった代わりに、自分の肉体、腕の肉と、視力聴力の一部を神にささげたの。」

な、なにを馬鹿なことを言っているのこの人は・・・

その後 グルは私の手を見て、色々な事を言い当てました。未来も教えてくれました。何度も「あなたは沢山のブレスを神から受けている。」をくりかえしては大声で笑っていました。そして「あなたはちからのあるクイーンだ」とラニという名前をくれました。私のラッキーカラーが虹色ということで(やっぱり!)虹を使って仕事をしなさい」とのことでした。(グルのネパール語をスジャータがネパール英語に訳してくれたので、勘違いもあるかも)

今では、そんなこともありかなぁ と思えます 



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