前世のこと2
ずーっとピアノを習いたかった。
30年以上思い続けようやく念願が叶ったのは38歳の時。
不思議なことにすぐに両手が別々に動かせた。
そして何かを思い出す作業をしているような復習気分。
やっぱり前世でピアノ弾いてた!
なぜか黒いピアノの前に座ると
頭を押さえつけられているような圧迫感と緊張感。
きっと前世では無理やりピアノの前に座らされ
泣きながら弾いていたんだろうなぁ。
そんなことを感じる。
だからピアノを買うなら絶対茶色・・・
と決めていた。
今の生より一つ前はたぶん、イギリス・・・かな?
英語を聞くとワクワクする。
初めて英語の習った時すご~くよくわかった(その後浮きこぼれ)
発音も中一とは思えないくらい英語らしくできた。
おぼろげな記憶を辿るように
時々色々な事を思い出している気がする。
想像していた前世のキーワードは
イギリス、お金持ち、女女男、ヨガ、インド、輸入品・・・
「あなたよほどイギリスが好きだったのねぇ」
「一つ前が女性、その前が男性として生まれてるわ」
「その男性の時、輸入商をしていて世界中を船で旅していたの」
「あなた、船が好きでしょう」
「はい・・・」
「日本に憧れていたけど来られなかった」
「だから今、あなた日本に生まれたのよ」
「は・・はぁ」(ほ~んとですかぁ(疑))
「その男性、とっても明るくて力があって商売がうまくいっていた」
「あなたにはその時に培った物を見る目があるから輸入の仕事をしなさい」
「そういわれれば、輸入博、中国物産展なんて聞くといてもたってもいられないんです」
後にNPO法人のネパールへの教育支援の会の里親になり、ネパールへ授業参観に行った折
事務局からバザー品の買出しを頼まれたりもした。
そして店舗を構えてからは少々の海外の手工芸品など置いている。
その男性がとても強力だったらしく
次に女性として生まれてもまだ男気分を引きずっていたらしい。
今女として生まれてバランスがとれた気がするのはそのせいだったようだ。
いまだに強い男性に支えられている気持ちがする。
「いい?あなたの問題点は次の生でのことで魂に傷がついたこと」
つづく・・・
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