体の癖心の癖

北の魔女

2012年03月23日 07:02

トリートメントに見えるお客様やヨガ教室の生徒さん

ひじが外向きに曲がってしまっている方がとても多いのですが
お聞きしてみる
ほとんどの方は寝るときに手のひらを伏せて寝ています

試してみるとわかりますが
伏せて寝ることで
本来関節や筋肉があるべき姿から180度ねじれた状態に

当然関節は筋肉によって不自然に引っ張られます
特に関節が柔軟な方は要注意で
ひじから押し出すというか
ひじをそらす癖があります

ひじが曲がっている100人ぐらいの方に聞いてみましたが
ほぼ全員といっていいくらい
腱鞘炎、主根幹症候群、ばね指を経験もしくはただいま治療中でした

その方々
本来ひじを折り曲げたときに出る力こぶが
折り曲げたときにふにゃふにゃしていて
ひじを伸ばしたときにぽこっと硬くなっている方の多いこと

                  


体重を足の外側に乗せて立つと
O脚やひざの痛みを引き起こしやすいし

寝ているときに
思い切り頭を床に押し付けていると
朝起きたら首や肩、背中がこってくるでしょう



ヨガを続けてきて思うことは
日常生活のほとんどを無意識で行っているということ

無意識で行っていると習慣化して
それが染み付いて癖に

その癖が体を痛めます

なくて七癖
それを直すのは至難の技



そして一番まずいと思うことは
考え方の癖

過ぎたことをくよくよ考えたり
この先起きるかどうかもわからないことを心配したり

あるいは
いつも最悪のことばかり考えたり

そりゃぁ
毎日できては消えていくといわれているがん細胞も
喜んで増殖していくことでしょう


魔女の持論は

ほとんどの病気は生活習慣病

病気の喜ぶ考え方や
体の使い方に変えるためには


無意識でやっていることを意識の上に乗せてみること

七癖を無くそうなどと思わずに

意識して立ってみるとか
ゆっくり噛んで食べてみるとか

この考え方は先のことをきにしているんだなぁ
なんて

何気なくやっていたことを
意識してみると自分の生活習慣がみえてきます

そしてその生活習慣を
心地よいか、うれしいか
体に聴いてみればわかります

心や体が楽でよろこぶことを意識的に行っていけば
悪癖は消えていくことと思います

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