癒しの魔女の処方箋

「死のうなんて考えるのはおよしなさい」
「人間、死んだ気になればなんでもできるから」
などとは申しません。
なぜって、お気持ちよ～く分かります・・から。

死んだ方が楽だろうなぁって何度思ったことか・・・（いまだに?）
やばい時もあったし。

でも、今日まで何とか生きてこられたのは
その瞬間があったから。

小雨の降る肌寒い日に見た　美しい虹に救われ
八方ふさがりの朝　ベランダに出ると初夏の香りに幼い日を思い出し
秋のアスパラ畑の数え切れない輝く朝露に感動を覚え
凍て付く冬の寒さで咲いた木花（霧氷）が心を暖めてくれた

赤ちゃんを抱っこさせてもらったり
猫の肉球をムニュムニュしたり
っていやされる～

はたまた飛行機の窓から月とヒマラヤ山脈が・・・
チベットの4千数百メートルの温泉に浸かりながら見た沢山の流れ星

小川のせせらぎ、小鳥のさえずり
ハートや、龍の形の雲を発見した時

美味しいものを食べた時

あー
生きててよかった、と思う瞬間。

そんなささやかなこと（凄いこともあり）でプラマイ　ゼロ
数え切れない楽しいこと、美しい場面・・・
てことは苦しいこともそれだけあったかな？
過ぎてしまえばみんな忘れてる。

そういえば、カウンセリングを勉強している時
一生苦しい状況が続くことはない事を学んだ。

生まれる前に自分が書いてきたシナリオだもの（魔女はそう信じている）。
やり残して来世で同じシナリオはＮＧ。
肉体は乗りかえるけど魂は永遠だと思う。
たぶん・・・
なんとなく記憶があるような。

苦しいけど、面白い。
ましてや不幸ではない。

好奇心と忘れっぽい性格で、
女優になりきって、責任もって最後まで演じます。



自戒の念を込めて・・・