http://www.trimulty.com/

忘れられない女性

もう１５年も経つだろうか

信濃毎日新聞にアムさんというドイツ人の女医さんが紹介されていた。
松本在住のアムさんは
タイのエイズにかかった子供達を支援するボランティア活動もされていた。

西洋医学と東洋医学の両面から治療され
過去には、その世界の常識者達から
異端視されてこられたご苦労があったようだ。

新聞を読んだとたん彼女に会いたくなり
新聞社に電話を入れた。

快くアポをいただき松本へ。


アムさん　「今日はどうしてこられましたか？」
魔女　　　「アムさんに教えていただきたく参りました」
アムさん　「あなたの中に先生はいますよ」
魔女　　　「はい、それは既にみつかりました」
　　　　　　「アムさんがドクターということでお聞きしたいことがあるのです」
アムさん　「分かりました」

こんな会話から始まった。

そして魔女の卵巣の問題についておなかを触診していただく。

その後
色々とお話を聴いてくださった。

自分はいつも
かなりひどい状況においても幸せな感情がわいてくる。
脳の中に何かが広がるような感じに。
でも
どんなにいい時でもイライラして
怒ってばかりで周りを嫌な気持ちにさせてしまう人もいる。
素人考えですが
脳の中に出てくる物質が違うだけの気がします。
同じ出てくることなのにどうしてこのような違いがあるのでしょうか？
神様は不公平だと思います。

と日ごろの疑問というか不満をぶつけてみた。

アムさんは一言

それはカルマです。

スコーンと胸に落ちた。

ああ今日はこの一言を聞くためにここに来たのだと思った。

まさかドイツ人のアムさんからその言葉を聴くとは思いもしなかった。
カルマ・・・
行いに対する結果。

悪いことのように捉えられがちのカルマという言葉だが
決してそうではないと思う。
皆それぞれ違う学びがあるのだ。

この一言ですべてがクリアになった。

アムさんのパートナーの
カナダ人の男性アロマセラピストに施術していただいている間に
アムさんは昼食の用意をしてくださった。

おみやげに持参したきのこと野菜を使っての心のこもったベジ料理。
当時はまだベジタリアンではなかったので
野菜だけでこんなに美味しく豊かな食卓になることに感動した。

帰ってすぐに親友に紹介し
彼女も会っていただくことができた。

アムさんは彼女の話を聴きながら一緒に涙し
抱きしめてくれたという。



忘れられない素敵な女性としてアムさんは今でも心に残っている。
  
タグ ：アムさん女医


2010年04月25日 Posted by 北の魔女 at 08:05 │Comments(9) │メンタル

このページの上へ▲